▼月刊zero23のオシゴト日記2009/10/11 09:47 (C) Planning Kaori 浅倉かおり
▼奇跡のいのち思わぬ事故に遭遇して、変わらぬ彼女は、ほんとすごいです。
それも奇跡なら、ひとりひとりの心臓が、ずっと動き続けていることも奇跡としかいえない営みですよね >その過程を元気に謙虚に大らかに そうですね、何のことに自分がフォーカスして どう見ようとするか、 で、見え方はきまってくるんでしょう。 いつのどんなときでも、楽しく一歩を踏み出したいですね! 2009/10/12 02:02:たけ
▼いろんな奇跡>たけさま
コメントありがとうございます。 >何のことに自分がフォーカスして どう見ようとするか、 心配する、悲しむ、落胆する、怒るといった感情も 深いところでは本人がそうしたいからで、 しなくていい人はしないんですよね。 全部が奇跡の体験だと思うと、 >いつのどんなときでも、楽しく一歩を踏み出したいですね! という意識に変わっていける気がします。 2009/10/13 22:17:kaori
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月刊zero23に連載中のコラム
「浅倉かおりのオシゴト日記」。
ただ今10月号が発売中。
こちらは9月号の書き下ろしです。
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お友達Mちゃんが交通事故に遭った。
当日の夜に携帯メールがきて、
その内容があまりに圧巻だったのでご紹介します。
「今日、大変な事故にあってしまいました(>,<)
車は360度上下逆さになって元に戻り、
進行方向と逆向きでとまりました。
相手側が一時停止を無視したわき見運転で、車は廃車です。
条件が悪ければ大変危険でぞっとするのですが、
体は無事だったので守られているんだなと思いました。
避けようがなかったのですが、これも何か節目のような気もします。
生きていることに感謝!また武勇伝が一つ増えました!(苦笑)。
今ちょっと頭痛がしていて、明日の調子をみてまた連絡します。
今日は感謝の瞑想をして寝ます。」
Mちゃんは以前大病をしていた時期もあり、
西洋医学の治療を受けるほかに
東洋的なものやフラワーエッセンス、
精神面での考え方も学んで、病気を克服した経験がある。
なので多少のことではビビらない性格なのだけど、
私より10歳も年下なのに、なんと腹のすわっていることか。
メールには、事故の相手を責める言葉は一つもなく、
車が廃車になってしまってヘコんでいる様子もない。
運転している車がいきなり回転したのだから、
相当の恐怖感もあっただろうと、
私の方がびっくりして泣いてしまったのだが、
翌日会ったMちゃんはいつも通りニコニコしていた。
「実は数ヶ月前から、輸送車の危険って書かれた
黄色いマークがやたらと目について、
交通事故に遭う夢も見たりして、
いま思えばなんとかく予見はあったんですよね~」。
潜在意識では覚悟ができていたのかもしれないけど、
それでもやっぱりあっぱれだ。
たくましいメールを読みながら、
生きていくってこういうことなんだなと、あらためて思った。
事故にあったり病気になったり、
仕事で失敗したり信頼していた人が去っていったり、
意地悪なことを言われたり、
生きているといろんなことがいっぱいある。
だけど、嫌な出来事ほど心を鍛えてくれるもの。
うわーん、大変だーと思うことでも、それに対してどう向き合うか。
自分の武勇伝日記に書くネタが増えたと受けとめるか、
なんて不運なんだと落ち込むのか、すべては自分次第だ。
そりゃあ、お金がいっぱいあって、
コンプレックスなど1つもなくて、
周りにちやほやされながら生きていけたら、
それが死ぬまで続いたら、
どんなにラクかと思うけど、
大抵の人はもっともっとと欲がでてきて
実のところは何も満たされていなかったり、
性格が悪くなったりするんですよ。
せっかく素敵な苦労をしてきたのに、
取り組む姿がかっこよかったのに、
努力が実ったら慢心してしまう人もいる。
最近感じるのは、何か賞をとったとか、
会社で昇格したなどの結果はわりとどうでもよくて、
その過程を元気に謙虚に大らかに、
感謝して臨むのが大切なんだということ。
楽しめる人っていいですね。