▼マダリソの思い出 インディアンオーシャーン2009/10/10 14:24 (C) 精のノート
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こう忙しく校務に励んでいると癒されたくなる。
心身共にのんびりとリフレッシュしたくなる。
ザンビアで活動していた時もそうだった。
だからたまに旅に出る。
ザンビアは内陸国だ。だから当たり前だがザンビアには海がない。
それがザンビア赴任1ヶ月もするとかなりボディブローのように効いてくる。
じわりじわりと僕の舌を刺激してくる。
体が海の幸・シーフードを欲してくるのだ。
本当に海のもの・特に刺身が恋しくて恋しくて。
隊員同士集まると刺身のあれが食べたい、すしのこれを食べたいと言い合っていた。居酒屋メニュー山手線ゲームなどというものまでやりだし時には末期症状かと思うほどだった。そして大抵は手に入らない現実を目の前にしてうなだれてしまうのだった。
だから・・・
僕らザンビア隊員の多くは海を求めて、いや、海の幸を求めて旅に出る。
そうそして僕も海を求めて・シーフードを求めて旅に出た。
同じ思いを共有する友と共に・・・・
目指すはインディアンオーシャンのあるモザンビーク。
初日は首都のマプトで一泊。
早速ホテルに荷物をおろすと町に繰り出した。
目的は・・・・もちろん噂に聞いていたすしが食えるレストラン。
見つけた。年を忘れてはしゃいでしまった。
同行していたHさんも(僕より年上の中学校の先生)はしゃいでいた。
生ビールを飲みながら待つこと10分、僕らの目の前に「それ」は登場した。
感激した。初めて「それ」を見たかのようにはしゃいでいた。
そして「それ」は期待を裏切らなかった。やはりすしはうまい。
翌日インド洋のすばらしい白浜が続く町に移動した。
さらには現地のツアーに参加して世界遺産に登録されている無人島へボートで行った。途中イルカが現れるなんていう演出もあり(偶然なだけだが)最高の気分。
そして島に到着すると・・・・
美しい。本当に美しい。
一面に広がるブルーラグーン、光り輝く白い砂。
最高だった。
そこでシュノーケリングなどを楽しみ、昼食もやはりシーフードのバーベキューを満喫し、背中にひりひりとした充実した一日の感触を残してホテルに戻った。
こんな楽園があったのだ。
冷えたビールにワイン。そして最高のシーフード。さらに抜群のロケーション。
ちなみに泊まったホテルもテラス付きの窓からオーシャンビューが広がる最高におしゃれなホテルだった。
ザンビアに帰る時も南ア航空のミスでビジネスクラスに乗ることができるなど最後まで素晴らしい旅だった。