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図書館の本棚から/
 戦後64年、戦争の記憶をどのように残し伝えていくかが問われています。

町立図書館、遅筆堂文庫には、戦争について書かれた多くの本が所蔵されています。



 

それらの中から2冊ご紹介します。

1冊は
手塚治虫文化賞新生賞ほか数々の賞を受賞し映画化もされた、
広島に生きる3世代を描いたこうの史代さんの漫画、「夕凪の街 桜の国」です。


2冊目は
広島平和記念資料館に保管されている19000点にも及ぶ被爆死した方の遺品や被爆した品物の中から、肌身に直接触れた品物を選んで撮影された石内都さんの写真集「ひろしま」。


2冊とも、戦争・原爆の現実を声高にではなく淡々と描き、写し出しながら、
戦争・原爆がもたらしたもの、今に続く思い、
そして現代の我々がなさなければいけないこと、など多くのことを感じさせてくれる本です。
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