▼播種及び育苗作業2006/03/27 15:05 (C) 【山形川西産直センター】平田啓一翁のカリスマ百姓日記
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比重1.15で選抜(塩水選)された種籾は農薬による消毒は
一切行なわず、60度7分間の熱い湯に漬けて殺菌される。
こうしてバカ苗病やイモチ病が予防される。
処理後に直ちに冷水中に7分間水漬けし、種籾の温度を急冷する。
(桶の水に雪を入れ、5℃以下の冷水温を保つようにする。)
処理が誤ると高温で芽がやけて出なくなるので要注意。
▼平成17年4月13日 播種作業
ハト胸程度に芽出しされた種籾を播種機で播種され、
直ちに育苗機に入室される。
20〜30度で温められ3泊4日位すると一斉に白い芽をふき出す。
播種量は一箱当り(30cm×60cm)60g蒔きとする。
慣行栽培は150g前後が多いので、有機栽培は極端に播種量が少ない。
こうして空間を十分にとり一本一本の苗が太くて丈夫に育つように工夫される。
▼平成17年4月16日 苗箱並べ
育苗機で3泊を過した苗箱は、4日目に育苗機から出され
シートの敷かれたベッド上に並べられる。
露地育苗は途中霜や降雪に見舞われることもあり難しいが、
健苗育苗で病気などにかからない丈夫で大きい苗をつくることが
農薬を使わない決め手となる。
作業風景は露出している種籾に土をかけてやっているところ。
▼平成17年4月16日
苗箱を並べ、かけ土をしたり、たっぷりと水をかけ保温資材
(シルバーラブ)で被覆する。
この下に「あきたこまち」が緑の葉を出す準備をしている。