最近読んだ本から・・・:樽川技建株式会社

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最近読んだ本から・・・

東日本大震災時、
いろんな場所で、活躍してくれたおにぎり(おむすび)・・・。
いろんな人たちの思いがぎゅっとこめられたおにぎり・・・。

そんな「おむすび」について、
ふと手にした本の中に、こんなことが書いてありました。


「おむすびの名は、天地創造時に現れた3柱の神様のひとつである
カムムスヒ(神産巣日神之命)が語源になっているといわれている。
この神は転地万物をウム産霊(むすび)神様であった。
おむすびはその神様の名に丁寧語の”お”をつけたもの。」

と、日本最古の歴史書といわれる古事記にに記載されているそうです。


呼び名も
東日本ではおむすび、西日本ではおにぎりとの呼び名が多いようそうです。
(私はいつも、おにぎりと呼んでいますが・・・)

また、「素材をむすぶ」という項にはこんな一文も・・・

「美味しいと頬張る笑顔を浮かべながら、
湯気と一緒に手で包むように弾ませて握る。
それだけなのに、ただ満ち足りた気持ちにさせてくれる。

おむすびはシンプルの素材と、むすび手のハーモニー。
うそのつきようのない、そのままのかたち。
それを作るしあわせ、味わうしあわせ。。

その塊は、何処かしら凛とした風情を持ちながらも、親しみがある。
ご馳走等と威張らないさりげなさで、思わずほおばらせてくれる。
気がつくと、そっと懐に入ってくるお守りのよう。
あの中には、やわらぎの種が詰まっているのかもしれない。」


このくだりでは、
私自身のおにぎりの想い出がフワーッと溢れでてきて、
涙腺がゆるくなってきてしまいました。


他には、
「人をむすぶ」という項では心がホッとするような話や,
「科学と健康をむすぶ」という項では栄養的にはどうかとか、
他にも興味深い内容の話がたくさん書いてあって、
もっともっとご紹介したいのですが今日はこの辺で・・・。


本を読みながら、おにぎりというよりもおむすびと呼んだ方が
作る人と食べる人のいろいろな想いをを結ぶという感じがして、
なんとなくいいような気がしました。

いろいろな思いがこもったおむすび、
感謝していただきましょう。



画像はハーブを使ったおにぎりです。
(この形はおにぎりと言った方がしっくりしそうな気がしますが・・・)


ちなみに本の名は、「むすんでみませんか? おむすび。」
              (オオクラ チエコ 著) 

     

           樽川(千)記
2011/10/24 11:02 (C) たるけん Tea Room
 雑誌「住む。」No.31 庭と畑と家と。
■雑誌「住む。」No.31
 発売 農文協  発行年 2009年11月

特集タイトルが「庭と畑と家と。」
まさに、樽川技建のC−HOUSEでお客さんと話している内容が、
そこに綴られている。

「庭があればできること。春夏秋冬、〜人の暮らしもまた、そこにある。
たった一木位置草でいい、わが家に隣家に町に、豊かな今日一日。」

お問い合わせいただいた方々に、
お贈りしたい愛読書的存在です。

                     評:樽川(美)
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