小学校体育館のOMソーラー工事を終えて:樽川技建株式会社

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小学校体育館のOMソーラー工事を終えて

二本松市内の小学校体育館へのOMソーラー設置工事が終わりました。

OMソラーを簡単に言えば、暖まった空気を床下に入れて床を冷やさない暖房システムです。

・太陽の熱を、無料で使う、簡単なシステムで、地球の温暖化にならない暖房

・もったいない(Mottainai) 、面白い(Omoshiroi)の考えで実現した暖房

冬は外の空気が屋根軒先から取り込まれ、屋根の板金下の空間を空気が
上へと上りながら暖まり、その暖気をファンで床下に送り、
土間コンクリートに蓄熱して、その放熱で床を暖め、暖房となる仕組みです。

夏は排熱を屋外プールサイドを保温することに利用されます。

これらの運転は、屋根の集熱温度センサー、室内温度センサー、
外気温度センサーからオールシーズン自動運転制御されます。


 
OMソーラーは太陽熱と建物の構造そのものをうまく利用することで成り立ちます。
それゆえ、工事に際しては、各業種皆様と協議しながら施工することが重要です。

・基礎工事・・・蓄熱断熱『暖を貯める』
・屋根工事・・・板金集熱『空気を暖める』
・床工事・・・床下気密『床下に送られた暖気を平均に配る』

各ポイントでは、暖まった空気が漏れないように、うまく配れるように、
煙を送る試験をしながらの施工となり、関係業種皆様に、暖気漏れを防ぐ施工協力をいただきました。
ありがとうございました。


OMソーラーの暖房システムは、二本松市内の他の公共施設でも取り入れられており、
CO2削減の最先端を歩む市と言えるでしょう。

今回の小学校は、OMソーラー以外にも省エネ設備、新エネ設備が随所に設計されています。
この最新の設備環境の中で学ぶ子供たちが、健康ですくすくと成長して、
地球に優しい子になってもらえたらと願っています。

忍正廣
2010/02/15 13:31 (C) 樽川技建|忍ノート
 雑誌「住む。」No.31 庭と畑と家と。
■雑誌「住む。」No.31
 発売 農文協  発行年 2009年11月

特集タイトルが「庭と畑と家と。」
まさに、樽川技建のC−HOUSEでお客さんと話している内容が、
そこに綴られている。

「庭があればできること。春夏秋冬、〜人の暮らしもまた、そこにある。
たった一木位置草でいい、わが家に隣家に町に、豊かな今日一日。」

お問い合わせいただいた方々に、
お贈りしたい愛読書的存在です。

                     評:樽川(美)
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