ゴチャゴチャ VS  シンプル:樽川技建株式会社

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ゴチャゴチャ VS  シンプル

ゴチャゴチャとシンプルどちらが良いですかと聞かれて、

ゴチャゴチャが良いと答える方は、ほとんどいないと思いますが、

家づくりにおいて知らず知らずのうちにこのゴチャゴチャを選んでしまっているケースが多々あります。

 

 

例えば、室内ドア。

 

 

一般的には、

ドアと天井との間に40〜50センチほどの垂れ壁がつくられるわけですが、

Tarukenでは、

この垂れ壁が出来ないように室内のドアの高さを天井の高さと同じに合わせ、

一本の直線で天井が?がっているような空間作りをおすすめしています。

  

 

ドアと天井との間に垂れ壁をつくった場合、

まず天井付近が薄暗くなります。

また、垂れ壁が視線を遮断してしまうので、

仕切られた感が出てしまい、

その結果、なんとなく部屋が狭いような気がしてしまい、

なぜか天井も低く感じてしまいます。

 

 

見た目にも天井の凸凹感ができてしまい、

視覚的にも少しゴチャっと感じる場合もあるでしょう。

  

  

この室内ドアと天井の高さを同じにする工夫は、

明るく開放的な空間を演出してくれるだけではなく、

ドアの枠がなくなりますので、

ドア枠の上に溜まってしまうホコリを、

いちいち掃除しなくて済むというメリットも同時にもたらしてくれます。

 

また、

開放感を演出するために、

余分なコストをかけてまで天井を高くしなくても済むというメリットもあります。

  

 

さらに、壁面にも工夫があります。

 

 

壁の直線を乱さないため、

一般的には当たり前のようにある窓枠も、基本的に付けないようにしています。

 

これもスッキリ感を出すためには、欠かせないポイントですが、

ドア枠同様に、枠の上に溜まるホコリがなくなるので、

掃除の手間をカット出来るというメリットもあります。

  

 

そして、これは通常難しい事ですが、

よりスッキリ感を出すために、弊社ではカーテンをつけなくていいプランもご提案させていただいております。

 

 一般的に、窓とカーテンはセットのイメージですが、

目隠しや直射日光を防ぐ役割のカーテンにも、

もちろんコストがかかっておりますので、

当たり前ですがなければその分コストも削減できますよね。 

 

 

それこそ、カーテンをつければ、

大きな物体が飛び出てくようになるので、

それだけで一気にゴチャゴチャするようになってしまうし、

カラーコーディネイトも複雑になってしまいますからね。

  

 

ここでご紹介させていただいた工夫はごく一部のことですが、

このように無駄なコストをかけることなく、

逆にコストを削りながら、

ちょっとした工夫をするだけで、

家が見違えるように美しくなり、

開放感溢れる空間づくりが出来るようになります。

  

 

さまざまな要素や装飾を付け加えていきデザインを作っていく家づくりよりも、

無駄を削ぎ落し完成していく、シンプルで洗練された家づくりをぜひ取り入れていただければと思います。


2021/09/08 13:43 (C) 樽川技建│信ノート
 雑誌「住む。」No.31 庭と畑と家と。
■雑誌「住む。」No.31
 発売 農文協  発行年 2009年11月

特集タイトルが「庭と畑と家と。」
まさに、樽川技建のC−HOUSEでお客さんと話している内容が、
そこに綴られている。

「庭があればできること。春夏秋冬、〜人の暮らしもまた、そこにある。
たった一木位置草でいい、わが家に隣家に町に、豊かな今日一日。」

お問い合わせいただいた方々に、
お贈りしたい愛読書的存在です。

                     評:樽川(美)
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