安心して白い外壁を選べる秘訣:樽川技建株式会社

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安心して白い外壁を選べる秘訣

家づくりを検討し始めて、

どんな家に住みたいかを考えた時に、

まず外観をイメージされる方も多いと思います。

 

 

今回は、Tarukenでもご要望の多い、

『白い外観』についてのお話をしたいと思います。

 

 

まず、『白い外観』と聞くと

汚れやすく、かつ汚れも目立ちやすい

というネガティブなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?

 

 

たしかに、そのネガティブな心配事は、

そうならないための工夫をしなければ、

現実のものになってしまいます。

 

 

ですので、白く美しい状態を出来るだけ長く保つためには、

外壁そのものを汚れにくくする工夫をしなければいけません。

 

 

では、そのためには、一体どうすればよいでしょうか?

 

 

 

■家の正面に窓をつくらない

 

意外かもしれませんが、

実は、外壁を汚す一番の原因は『窓』です。

窓による外壁の凸凹に汚れが溜まり、それが雨の日に雨垂れとなって外壁をつたって流れていきます。

外壁を汚しながらです。

 

 

なので、外壁の汚れを防ぐためには、

窓を出来るだけ減らすよう心がけるべきです。

 

 

さらには、汚れが一番気になる家の正面に、

窓をつくらなくてもいいように

間取りを考えなくてはいけません。

 

 

 

■家の正面に換気扇がつかないようにする

 

外壁をきれいに保つために換気扇の位置も非常に重要になります。

 

 

例えば、トイレを家の正面側に配置するとしましょう。

そうするとトイレの外側の外壁には、換気扇の外部フードがつくことになります。

 

 

この外部フードも外壁を汚す原因になっていきます。

 

 

外部フードも窓と同様、外壁に凸凹を作るので、そこにチリやホコリなどの汚れがたまっていきます。

 

 

そして雨の日に、汚れた雨水が外壁をつたっていきます。

 

 

ですので、家のプランを見る時は、

単純に間取図だけを見て、すべてを考えるべきではありません。

 

 

また、換気扇が必要となる場所は、

洗面脱衣やお風呂、そして収納やキッチンなどがありますが、

これらの配置にも注意しなければ、

家の正面に換気扇の外部フードが並ぶことになり、

結果、外壁を汚すスピードが加速してしまいます。

  

 

他にも、家の外観を美しくきれいに見せるポイントがあります。

 

 

 

■一般的な家づくりの先入観で間取りを決めつけない!

 

家の外観を美しくするために一番大切なことは、

“一般的な先入観で間取りを決めつけない”ことです。

 

 

例えば、あなたが家を建てる土地が、

北向きの土地だったとしましょう。

 

 

この場合、一般的に家の玄関は北側になりますが、

それと同時に日の光が入る南側にリビングなどを配置したいと考えるため、水回りを北側に配置することになります。

 

 

そうすると一体どのようになるでしょうか?

 

 

玄関と同じ面にお風呂や、キッチン、洗面や脱衣場用の窓が出来、かつ換気扇のフードがたくさん出来てしまうことになります。

 

 

結果、家の景観が乱れるだけじゃなく、

外壁も非常に汚れやすくなってしまいます。

 

 

また、それに加えて、

エコキュートやエアコンの室外機まで

家の正面にあるとしたらどうでしょうか?

 

 

せっかくの家の顔が台無しですよね。

 

 

ですので、道路の方向や土地の環境を

配慮しながら間取りを考えなければいけないんですね。

 

 

間取りは、その土地の環境に合わせて出来上がるものです。

 

 

その土地で美しい家をつくり

かつその状態を長く維持することも、

その土地で安定的に光を採ることも、

その土地で使いやすい動線をつくることも、

その土地でプライバシーが担保された住まいにすることも、

すべてその土地の環境に合わせて

設計するからこそ実現出来ることばかりです。

 

 

なので、必ずたくさん家は見るべきですが、

それによって、家の間取りに先入観をもってしまい、

勝手に理想の間取りを頭の中につくり上げないようにすることが大事になります。

 

 

それは、結果的にあなた自身の選択肢を縮めてしまい、

最終的に暮らしにくく、美しくない家をつくりあげてしまう

最大の原因となってしまいますので。

  


2021/07/26 15:40 (C) 樽川技建│信ノート
 雑誌「住む。」No.31 庭と畑と家と。
■雑誌「住む。」No.31
 発売 農文協  発行年 2009年11月

特集タイトルが「庭と畑と家と。」
まさに、樽川技建のC−HOUSEでお客さんと話している内容が、
そこに綴られている。

「庭があればできること。春夏秋冬、〜人の暮らしもまた、そこにある。
たった一木位置草でいい、わが家に隣家に町に、豊かな今日一日。」

お問い合わせいただいた方々に、
お贈りしたい愛読書的存在です。

                     評:樽川(美)
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