島根の松永牧場を見てきた9代目:やまがた食材ネット/生産者
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島根の松永牧場を見てきた9代目
2012.11.26:Copyright (C) じっしょ新入りの部屋―米沢牛との生活+α
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昨日の夜に島根から帰ってきた9代目。
衝撃が大きかったみたいで、
その話がずっと続いています。
松永牧場は牛の飼育頭数が6500くらい。
繁殖用の母牛が800頭、
乳牛が800頭、
残りが子牛・育成牛・肥育牛だそうです。
6500頭というのは米沢牛エリア全体の和牛の頭数くらい。
それを一つの牧場で育てているというのだから
まず規模がとても大きい。
規模が多いと目の行き届かないところが増えてくる・・・
と思いきや、
松永牧場の牛を見ているとそういう印象は全くなかったとか。
子牛の死亡率は
「年間5頭も死んでいます」という表現だったそうです。
800頭の母牛から子牛が産まれて
1年で5頭しかなくなっていないというのは
大規模の牧場では相当事故率が低いと思います。
牛はきれいだったし、揃っていたと言っています。
揃うというのは成長の差にばらつきがないこと。
同じ月齢の子が大きすぎたり、小さすぎたりなど差がなく
順調に育っている様子です。
今は規模拡大路線がかなり強くて
農家が生き残るには頭数を増やせ、というような風潮があるけれど
100や200増やすなんてかわいいもんなんだな、
と9代目はぼやいています。
井の中の蛙ではダメよね。
視察って大事。
さぁこれから米沢牛はどうする?
午前6時