突然のお別れ:やまがた食材ネット/生産者
やまがた食材ネット/生産者 ※新着順
参加者絞込
伊藤忠吾
やまがた食材ネット|山形県内の生産者と事業者のマッ..
farmer`s column「我田引水」
小林農場ニュース
柴田茂一|〜郵便配達をしながら米作り〜
吉野農園|吉野敏充
百姓屋くらた|倉田健三
渡沢寿|山形おきたま産直センター
齋藤農園|齋藤智博の「のんびりblog」
うまいくだもの園|奈良崎美雄
森の家|佐藤春樹
株式会社黒澤ファーム|黒澤信彦
柴田弘子|菜々の会
しまさき農園|島崎真人
株式会社 田んぼ花の里李山
農業法人 株式会社 米月山
株式会社窪畑ファーム
ナチュラルファームさとう|佐藤春芳
株式会社 遊(ゆう)
新庄最上有機農業者協会
奥山農園|奥山聡
浦田農園blog
株式会社 最上まいたけ
吉田浩司|吉田園芸
株式会社マインド
合同会社大蔵わさび
庄内浜天然旬魚しぶや
ざい郷や
48やおや
高橋農園 |農産物から至福の時間を
三鷹洋梨園|日本一の歴史を誇るラ・フランス農園(山..
やまがたオーガニックフェスタ
有限会社 米作
有限会社ワーコム農業研究所
産直あさひ・グー
月山高原鈴木農園
じっしょ新入りの部屋―米沢牛との生活+α
さとう農園|ようこそ、山形のさといもや−里芋専門店..
かわはらファーム
赤倉ファーム|最上赤にんにくの栽培
よっちゃん堂のあくがれてゆく日々2
とまとやよずべぇ|小野貴之
白鷹町いきいき産直『愛菜館』
道の駅たかはた直売所 まほろば大地の会
株式会社藤の里農場|成澤徹
丹野智広
お日さま農園|西尾佑貴
渡辺誠一|西村山すもも部会
農業生産法人みどり農園
飯豊米ネットワーク
丸山果樹園
株式会社鶴岡こまぎファーム
旬彩工房
兼子土木株式会社
■
H O M E
■
生産者レポート【米穀】
■
生産者レポート【野菜】
■
生産者レポート【果物】
■
生産者レポート【山菜・菌茸類】
■
生産者レポート【花き】
■
生産者レポート【畜産物】
■
生産者レポート【水産物】
■
生産者レポート【一次加工品】
■
生産者レポート【その他】
■
売り情報
■
メモ集
■
カレンダー集
■
ブックマーク集
■
イメージ集
生産者レポート【畜産物】
突然のお別れ
こんばんは。
今日は悲しいことがありました。
「なつひさ」という牛が急死。
9代目が10時に少し息が切れているのに気付いてから
3時間後に逝ってしまいました。
9月に我が家へ来たまだ若い牛なのに
何度も食べなくなって
獣医に診てもらってもよく原因がわからず、
あと2年近く体がもつのか不安な牛でした。
それでも9代目は、
1月の食欲がちゃんとあったから大丈夫かも・・・
と、思っていたみたい。
期待空しく、
9代目と獣医の先生の前で息を引き取りました。
今日はほぼ一日お父さんが出かけていたので
9代目と二人で「なつひさ」を運び出し、ダンプに乗せました。
家畜保健所で解剖してもらったら
肺炎がひどかったそうです。
3人の先生に診てもらったことがあったのに
肺の悪さは指摘されたことがありませんでした。
肺炎がひどくなり過ぎると
聴診器で雑音が聞こえない、と以前聞いたことがありますが
まさにその状態だったんだろうか。
ともかく、
死なせてしまった。
死んでしまった牛は牛肉とはなりません。
我が家の仕事は米沢牛という肉用の牛を育てるのが仕事なので
牛が「死ぬこと」は前提での仕事です。
でも病気で死んでいくことと、
おいしいと思って食べてもらえることは
全く違うことだと思っています。
「牛から見れば同じこと。
そんなの人間のエゴだ」
と言われれば全くそのとおりだと思います。
何度も考えること。
牛を飼うということはどういうことだろう。
今朝、農業新聞の一面に
福島原発周辺の酪農家について記事がありました。
そこに載っていたのはボロボロになった木の柱。
避難指示で残された乳牛が
餓死する前に牛舎の柱を食べたのではないか、という内容でした。
想像するだけでも悲惨過ぎる。
その記事を読んでいた後に
「なつひさ」が死んでしまったので
さらに思うところがありました。
命。
簡単に言葉にしているけれど、
その重みをどう受け止めて生きていくのか・・・
答えは出なくても
ずっと心の中で悩み続けていきます。
午後11時30分
2012.03.09:Copyright (C)
じっしょ新入りの部屋―米沢牛との生活+α
残念です
私も畜産農家なのでお気持ちは痛いほどわかります。病死などで牛を牛舎から運ばなければならないときは牛も無念だし、人も無念ですよね。元気出してください。
2012.03.10:なら:
URL
[
修正
|
削除
]
いつもありがとうございます!
ならさん
牛飼いならではのコメントをありがとうございます。
私以上に9代目の方が落ち込んでいます。
感情が表れる人ではないので
見た目はいつもと変わりませんが、
ちょっと凹んでると言っていました。
前向きに行こうと思います(^^)
2012.03.10:じっしょ新入り [
修正
|
削除
]
▼
この記事へのコメントはこちら
題名
本文
作成者
URL
画像
編集用パスワード
(半角英数字4文字)
※管理者の承認後に反映されます。
ゲストさんようこそ
ID
PW
■
当サイトについて
■
参加者数
合計 54人
■
記事数
公開
478件
限定公開
0件
合計 478件
■
アクセス数
今日 1,655件
昨日 1,042件
合計 661,630件
■
ケータイサイト
powered by
samidare
system:
samidare community
今日は悲しいことがありました。
「なつひさ」という牛が急死。
9代目が10時に少し息が切れているのに気付いてから
3時間後に逝ってしまいました。
9月に我が家へ来たまだ若い牛なのに
何度も食べなくなって
獣医に診てもらってもよく原因がわからず、
あと2年近く体がもつのか不安な牛でした。
それでも9代目は、
1月の食欲がちゃんとあったから大丈夫かも・・・
と、思っていたみたい。
期待空しく、
9代目と獣医の先生の前で息を引き取りました。
今日はほぼ一日お父さんが出かけていたので
9代目と二人で「なつひさ」を運び出し、ダンプに乗せました。
家畜保健所で解剖してもらったら
肺炎がひどかったそうです。
3人の先生に診てもらったことがあったのに
肺の悪さは指摘されたことがありませんでした。
肺炎がひどくなり過ぎると
聴診器で雑音が聞こえない、と以前聞いたことがありますが
まさにその状態だったんだろうか。
ともかく、
死なせてしまった。
死んでしまった牛は牛肉とはなりません。
我が家の仕事は米沢牛という肉用の牛を育てるのが仕事なので
牛が「死ぬこと」は前提での仕事です。
でも病気で死んでいくことと、
おいしいと思って食べてもらえることは
全く違うことだと思っています。
「牛から見れば同じこと。
そんなの人間のエゴだ」
と言われれば全くそのとおりだと思います。
何度も考えること。
牛を飼うということはどういうことだろう。
今朝、農業新聞の一面に
福島原発周辺の酪農家について記事がありました。
そこに載っていたのはボロボロになった木の柱。
避難指示で残された乳牛が
餓死する前に牛舎の柱を食べたのではないか、という内容でした。
想像するだけでも悲惨過ぎる。
その記事を読んでいた後に
「なつひさ」が死んでしまったので
さらに思うところがありました。
命。
簡単に言葉にしているけれど、
その重みをどう受け止めて生きていくのか・・・
答えは出なくても
ずっと心の中で悩み続けていきます。
午後11時30分