4月11日 温湯消毒:やまがた食材ネット/生産者

やまがた食材ネット/生産者 ※新着順
4月11日 温湯消毒


塩水選と並行して、私はお風呂でホカホカ。
おいおい、ダンナを働かして何やっているんだ!?
いえいえ、私も働いているんです。


稲にはいろいろな病気があります。
種籾が保菌しているかもしれない病原菌は、
殺菌剤などの農薬を使って消毒する方法が一般的ですが、
なるべく農薬を使いたくない!ってときに用いるのが「温湯浸法(おんとうしんぽう)」。


発芽力を損なわずに、病原菌をやっつける
微妙な温度を加えて消毒する低温殺菌で、
パスチャライズ牛乳や日本酒の火入れと同じ方法です。


温湯浸漬の機械は40〜50万円。う〜ん高い!
代わりに活躍するスーパー農具が、お風呂なのであります。


きっちりと温度を測って、タイマー片手にジャボーン!


種籾袋6袋を手に上げ下げし、万遍なくお湯を行き渡らせます。


浮力があるのでお湯の中では軽く感じるけれど、
引き上げる時や外の作業場との運搬がナカナカ重たい。


60℃〜64℃で7〜10分間
。発芽率を下げずに効果を出すために、時間と温度は慎重に。


浸漬時間の他に、もう一つ大事な「時間」が、塩水選を開始してからの経過時間。

種籾が水分を吸収した後は熱に弱くなってしまうので、
塩水選後1時間以内に温湯消毒を終わらせないといけない、いわば時限爆弾です。


特にもち米は高温に弱く、大失敗して発芽してくれなかった経験があります(-_-;)
今年はきっと大丈夫!


塩水選担当のダンナと連係プレーが上手くいき、スムーズに全量を一日で終了。
お疲れ様でした!の4月11日でした。
2013.04.22:Copyright (C) 浦田農園blog
この記事へのコメントはこちら
題名


本文


作成者


URL


画像

編集用パスワード (半角英数字4文字)


 ※投稿後すぐに反映されます。
ゲストさんようこそ
ID
PW

 合計 54人
記事数
 公開 478件
 限定公開 0件
 合計 478件
アクセス数
 今日 435件
 昨日 1,042件
 合計 660,410件
powered by samidare
system:samidare community