「忘れかけていた大切なこと」(渡辺和子著)から:心・こころ・ココロ模様!
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人は誉められてはじめて、自分のよさに気づきます。
愛されて、人を愛することができる人になります。
認められて、心にゆとりを持つことができます。
「もう一歩の優しさ」
マザー・テレサがシスターたちによく注意を与えていらっしゃいました。
「行列をしている人たちにスープボールを渡すとき、ほほえみかけること、ちょ っと手に触れてぬくもりを伝えること、短い言葉がけをすることを忘れてはいけ ませんよ。」自分たちがしていることは、「福祉事業ではない。一人ひとりの魂 とかかわることなのだ。」といって、政府からの援助を断り続けていたマザー は、やはり機械的な作業ではない人間のぬくもり、言葉、タッチを大切にした人 でした。不親切でないことに安心しないで、進んでちょっと親切になること、他 人の心の痛み、苦しみに共感できる「私」になりたいと思います。