菖蒲橋歩道橋下部工工事 完成しました!:那須建設株式会社|現場からの便り

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菖蒲橋歩道橋下部工工事 完成しました!

菖蒲橋歩道橋下部工工事完成しました。上の写真はA1側の着工前です。

上の写真が完成です。え?あんなに大げさな機械使ってこれだけ?と思われる方も多いと思いますので説明していきましょう。

まず、上の写真のように護岸を一度撤去しなければならないのですが、そうすると

上の写真の道路が使えなくなってしまい、住民の方々に迷惑がかかりますので

う回路を作り舗装を行いました。

その後、矢板の打ち込みを行います。住宅のすぐそばでの工事のため無振動、無騒音の工法を採用しました。

矢板の打ち込みが完了するとこのようになります。矢板の長さは約10mほどあります。この中を5mほどの深さまで掘削して橋台を施工するのですが、その前に矢板の天端まで平らに埋戻して

コンクリート杭を打ち込みます。これも、無振動、無騒音の杭打ち工法です。杭の長さは6mあります。

上の写真の川の右側が矢板打ち、左側が杭打ち工を施工しているところです。

杭打ちが終わり、矢板の中を掘削すると

このようになります。杭の頭が掘削床から30cmでている状況です。

杭の頭に鉄筋を設置し、コンクリートを打ち

橋台のフーチングのコンクリートを打設し一体化させます。

ブルーシートで覆っているのはコンクリートの保温養生のためです。なんとコンクリートは打設してから1週間は10℃以下にしてはならないのです。コンクリートが固まる前に凍ったら大変ですから。当然24時間。真冬なので外は氷点下10度以下に下がりますが、シートの中は常に15℃以上に保ちます。燃料がなくなったり、何かの拍子でヒーターが止まったりすると大変なので毎日5時起きで現場を確認します。もちろん休みの日も。大雪が降って屋根がつぶれたり、ヒーターが埋もれたりする恐れがあるのでその日は5時より早く起きて現場の除雪ですね。

そんな感じて苦労して橋台が出来たら、

埋め戻して

矢板を抜き

護岸を復旧して

完了となります。上の一連の流れを川の両岸で同時進行で進めました。右側がA1橋台左がA2橋台です。また、上部工(別発注)で桁をかけるため、橋台間の距離、角度、高さがmm単位で要求されますがクリアしております。これはなかなか大変な工事ですね。

さらに大変だったのがこの時期、私の歯のインプラントの治療も進めていたことですね。歯を抜いて、骨を掘削して、基礎を埋めて、歯をかぶせる行程が橋台下部工とそっくりです。なんと幻のA3橋台を自分の口の中で施工していたのはみんなには秘密だよ。