今年も行ってまいりました!『ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業調査発表会2019』毎年11月の恒例行事となっております。今年で4回目となりますが、私は3回目の参加。一緒に行った仙台支店の長岡さんは皆勤賞です。ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス…略してZEH(ゼッチ)!なにそれ?と思った方もまだいらっしゃるかと思います。簡単に言えば、「使うエネルギー」を「創る電力」で補い「正味ゼロ以下にする住宅」のことです。つまり、住宅の断熱性能を上げて、省エネルギーの設備(LED照明、センサー付蛇口、手元スイッチ付シャワーヘッドなど)を使うことでエネルギーを削減しつつ、太陽光などで作った電力で相殺してゼロ以下になればZEHと呼ばれる住宅なのです。アルファベット3文字ってわかりにくいですよね…かくいう私もオバチャン代表なので、ATMとETCがわからなくなります。よく見ると『T』しか合ってないのに(泣)前置きが長くなりましたが…4年目ともなるとデータも比較しやすくなるので、色々な事がわかってきました。私が注目したのは、寒冷地の場合太陽光の発電量の不利もさることながら、冬場の暖房・給湯にエネルギーが嵩んでしまうため、温暖な地域に比べるとZEHになりにくい事がデータで明らかになっていた点です。寒冷地は断熱性能も温暖な地域と比べると高い性能を求められますし、あらためて寒冷地でのZEHの難しさを痛感しました。予算が合わなくて断念する方が多々いらっしゃる事もわかってきているので、今後補助金の出し方などにも変化があるかもしれません。今後もアンテナを高く張り巡らして、皆様により良い情報をお届け出来るよう頑張ってまいります。PS:今年のイルミネーションもキレイでした。山形支店 設計;佐藤