部屋と部屋の界壁構造 〜より性能の高い遮音構造をリサーチ〜:「みんながよい家づくり」株式会社菊池技建|山形の住宅メーカー
株式会社 菊池技建 |
部屋と部屋の界壁構造 〜より性能の高い遮音構造をリサーチ〜
2020.09.14:Copyright (C) 菊池技建|菊池幸生
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今後はより生活がしやすい天候になってほしいと願っております。
さて、本日は現在住宅のみならず、共同住宅を設計しています。
その際に、音の問題がよく出てきて、隣との界壁、1,2Fの上下階の床構造などが出てきております。
当社も常に新しい方法を建築基準法をベースにプラスαして施工をしておりますが、もっと性能がよく施工性の高いものを追求しております。
コンクリート床にすれば荷重の問題で梁の背が太くなったりと色々な問題が出てきますので、常に探求して効果の高いものを取り組んでいこうと思います。
今回はリサーチしてその一部をご紹介します。
これはもちろん住宅の場合にも当てはまるので防音室が欲しい方は参考になるかと思います。
上の画像は床との間に吸音材を入れて空間をとっております。
施工は大変ですが、千鳥になる様に床と天井をくっつけないように施工されております。床材に接している遮音シートの間にも空間があると効果的だと考えております。
こちらは壁の構造で遮音シートの上に、吸音板を張って仕上げているのが目に見えてわかります。こちらもちょっとした空間を入れることで遮音性がより高まるかなと感じております。
こちらの界壁へ遮音シート2重貼りはあまり効果はないようですね。
無駄にお金をかけないでより効果的なものを施工しなければならないと感じます。
こちらはインターネットで検索しましたが、建築基準法をベースにプラスαをどう効果的に施工するかをコスパのよいものとして今後も取り組まなければならないと実感するこの頃です。
P.S.
この前のお盆の際に子供が寿司を山積みにしていました。
早いもの勝ちのようで面白かったですね。