◆地酒三昧の休日◆:ヤマガタンAnnex|山形のラーメン/拉麺
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◆地酒三昧の休日◆
2011.02.28:Copyright (C) まるはち酒店
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そんな如月も今日が最終日、昨日は定休日を利用しての酒蔵見学、搾りたて新酒を楽しむ宴と続く当に‘地酒三昧の休日’を過ごしました。
今回見せて頂いたのは有機米の産地として知られる高畠町上和田に蔵を構える羽陽錦爛 醸造元、後藤康太郎酒造店さん。
造りも終盤との事で甑倒しも済んで上槽を待つ醗酵中の諸味も残り少なくなっておりました。
この三本は何れも1500KG仕込みの純米酒ですが、それぞれに使用している酒米が違うのだとか。
巷では‘純米の錦爛’と云われるほど純米酒の美味さに定評があるお蔵ですので三者三様にきっと素晴らしいお酒になる事でしょう。(^^♪
さて一日を振り返りいつものように右上から時計回りにサクッとご紹介したいと思います。
先ずは出鼻を挫く突然のラーメンから。(^^ゞ
腹が減っては戦ができぬという訳で同行者との昼食は高畠町の名店‘福よし’さんへと向かいました。
小生が考える米沢ラーメンのトップはやはりこのお店の中華そば。
煮干の香りがプーンと鼻腔を刺激して食欲を誘う。
久しぶりの‘福よし’でしたがやっぱり美味しかった、期待を裏切らない大満足の一杯。
この日向かった方向が高畠方面という事と夕方早くからの酒宴が控えている為にガッツリ系の昼食でない事という条件を満たすベストな選択でした。
いよいよお蔵に到着、応接室でお茶をご馳走になり、今期から杜氏として蔵人を指揮している専務さんにお話しを伺う。
今期は酒米が硬く溶け難かったとの事で御苦労なされたようです。
続いてお蔵をご案内頂く、既に今期の仕事を終了した麹室の内部。
清潔感が印象的な素晴らしい設備です。
そして仕込み蔵の内部、手造りの地酒蔵らしい空間に整然と並ぶ仕込みタンク。
良いですねぇ、心が和みます。
この蔵はどこを拝見しても全てが整然としていて更に清潔感があり美を感じます。
お邪魔する度に感心してしまいますが、当に地酒蔵の見本のようなお蔵ですね。
さてまだ陽も高い刻限ながら夕方5時には酒宴の始まりです。
都合がつかず酒蔵見学に行けなかったメンバーも公民館に合流して折詰めの酒肴で搾りたて新酒を楽しみました。
最後はメインの寄せ鍋です。
海の幸、山の幸がたっぷり入った味噌仕立ての豪華版に舌鼓。
折詰めも鍋も全て仕出しで頼んだお手軽さとは云う物の、どっこい中身は美味しいもの尽くしというわけです。
料飲店とは又違うまったりとした雰囲気の中、気が付けば酒瓶も全て空となりアッという間の午後9時に。
何と四時間も過ぎていたのでありました。
偶にはこういうのも良いものですね。
然るにあんなに沢山飲んだのに目覚めはスッキリ快調そのもの。
二日酔いのふの字も無かったのはゆっくりと時間を掛けて飲んだのと10時には床に付いた事が幸いしたのでしょうか。(^^♪
何はともあれ地酒三昧の有意義な休日でありました。