「処分人事」疑惑ーその2 人生を左右する「処分人事」…まるで気まぐれな“上田流”!?:はなめいと|岩手県花巻市のコミュニティ

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「処分人事」疑惑ーその2 人生を左右する「処分人事」…まるで気まぐれな“上田流”!?


 

 懲戒免職処分を受けた元市職員の実名が1年8ケ月以上の長期にわたって、花巻市のHP(ホ−ムペ−ジ)に掲載されている事案に関連し、10月26日付の「市長へのメール」で一刻も早い「削除」を求めたが、4日たった29日現在も削除された形跡はない。ということは、上田東一市長にその意志がないものと判断。改めて、同様の事案との整合性について、見解を問いたい。

 

 当該事案が発生する約3年前の平成29年3月21日付で、30代の男性職員が同様の懲戒免職処分を受け、退職を余儀なくされた。有印公文書偽造・同行使で有罪になったケ‐スだったが、この際のHP上の掲載は匿名扱いになっている。「実名」と「匿名」の掲載基準はどう定められているのか。今回の発端となった実名掲載の事案は刑事罰よりは軽い“行政罰”だったのに対し、この異同は何を根拠になされたのか―まるで気まぐれで恣意的とさえいえる「人権感覚」にゾッとする。実名をさらされ続ける市職員が仮に自分だったらとふと、考えた。「処分に服した一個人の過去をまるで“見せしめ”のように公開し続けるのは立派な名誉棄損に当たるのではないか。もっと言えば、”公開処刑“にも匹敵する悪意ではないか」…

 

 実名の削除どころか、未だにHP上への処分事案の掲載基準の回答さえない。「待ったなし」という切羽詰まった気持ちでこの日、別途、「掲載基準」の文書開示請求をした。事あるごとに「コンプライアンス」(社会規範を含む法令遵守)を口にする上田市長の真意を知りたいと思う。「イーハトーブ」の首長であるこの人には前途ある若者の将来を気遣う”慈しみ”の心はないのだろうか―。最高学府で法律を修めたという触れ込みだったはずだが………。「罪を憎んで、人を憎まず」

 

 

 

(写真は同じ懲戒免職処分なのに「匿名」扱いの処分事例=花巻市のHPより)

 

 

 

 


2021.10.29:Copyright (C) ヒカリノミチ通信|増子義久
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