新幹線の思い出:

若者就業支援
新幹線の思い出
新幹線が開業したのは東京オリンピックが開催された年の10月1日。
幼い子どもだった私に世の中のことがわかるはずもないですが、
まさに高度成長期のシンボルのような存在だったのでしょう。
夢の超特急「新幹線」はあれから50年も活躍しているのですね。

私が初めて新幹線に乗ったのは、高校を卒業して進学のために上京した時です。
あの日、日南線・日向大束駅のホームで、
列車が見えなくなるまでいつまでも手を振って見送ってくれた両親の姿が今でも忘れられません。
自分の目指す進路に向けて故郷を飛びたったものの、
胸の中は不安でいっぱいでした。

故郷宮崎の田舎から在来線と夜行列車を乗り継いで早朝、大坂駅に到着。
そこから東京まで、生まれて初めて新幹線に乗りました。

新幹線は何とも格好良くて、速くて、その姿に励まされた感じでした。

年々、スピード化した型へと進化を続ける新幹線。
でも、やっぱり自分の旅立ちを応援してくれた、この車両が一番好きです。



2014.10.03:Copyright (C) 社会人基礎力養成講座
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