おたより:火起しでっぽ|キャリアネットワーク






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学校の先生が発行してくださる学級通信、皆さんは読んでいましたか?
私は、先生の温度が伝わってくるように感じられるお便りを読むのが好きな子どもでした。時々、自分のことが取り上げられていると何だか嬉しい気持ちになったりして。先生とのつながりになっていたように思います。

幸か不幸か、私は、今、そのお便りを発行する立場にいます。
学校の先生ではないのですが、相談室からのお便りということで、月1回は発行しています。「皆みているのかな〜」なんて思いながらも、季節に合わせた話題や何気ない日常生活で感じたことなど、自分の思いとして伝えています。
継続は力なりで、嬉しいことに、「先生、あの記事面白かった」などと感想を言ってくれる生徒がいて、さらに力が入ったりすることもあります。
直接交わす言葉が少なくても、表現することで届く言葉もあるのですね。これだけは、欠かさずやっていこうと思う仕事のひとつです。

今日、ある高校の先生が、学級通信だけではなく部活動通信も発行しているとお話してくださいました。
この先生、学級通信だけで年間60号以上出されているのですが、さらに部活動通信までとは、正直驚きました。先生にとっては、自分自身の思いを生徒や保護者へ伝えると共に、活動記録にもなっている宝物のようでした。
今日は、その先生と一緒に仕事させていただく最後の日。先生は私に大切なお便りをファイルしたものをくださいました。「全部読んで、感想聞かせてください」って。
生徒ではないですが、先生の大切な思いを見せていただけたことに感謝。

誰かの評価ではなく、自分の思いで貫く行動の力を見た感じがしました。
2008/02/19 01:00:ミックスナッツ