久しぶりのスイミンング:生涯学習ノート

生涯学習ノート
久しぶりのスイミンング
定年後、女房と一緒にスイミングスクールに通い出して8年になる
9月末の入院・手術からの2ヶ月半ぶりの再開である

久しぶりに顔をだすと受付のおばさんや指導員、そして顔なじみのメンバーが「元気になって、良かったですね」と声をかけてくれる

体を慣らすためにウオーキングをいつもよりも入念に長めに行う
泳ぎは早めに切り上げて、ゆっくりと風呂に入る
久しぶりのスイミングプールはリラックスできていい
手術の成功と、今こうしてプールに通えるまでに回復した体力に感謝する

スイミングと合わせてウオーキングも行っている
冬以外は早朝のウオーキングをしたあともスイミングを行っていたが、冬場は寒いのでウオーキングは昼に行うこととし、スイミングの日はウオーキングを省くようにしている

スイミングはウオーキングよりも時間がかかって時間的にはもったいない気もする
ウオーキングは1時間ですむがスイミングは風呂に入ったり、シャワーを浴びたりするので3時間近くかかる

それでもスイミングには全身運動ができることや風呂に入れるなどの良さがあるが、最大の良さは女房と一緒にいけるということかもしれない
帰りは必ずスーパーで買い物をして帰る

料金は2人で月8300円という安さであるが、年金生活者意識を発揮して、できるだけ通うようにしている
週2〜3回は通っているだろうか

泳ぐ距離は平均的には300mくらいであるが、女房は1000mくらい泳ぐ
8年前に始めたとき女房は全く泳げなくてバタ足練習を休み休み行っていたのだが、いつの間にか見よう見まねでクロールを泳ぎだし、今では私よりも早く泳ぐ

当時から一緒に泳いでいた仲間は女房の上達ぶりと泳ぐ速さを称賛してくれた
バタ足ばかり2年間も続けた成果かもしれない
5年くらい前に小学校低学年の孫と一緒に流水円形状プールに泳ぎに行ったときビデオを撮った
そのビデオを観ると、うじゃうじゃいる子供たちの間を悠々と泳いでいる体格がよく、色白の女房の姿があった
その姿を見て、「白熊のようだ」といったら、孫娘から「それって、褒めことば?セクハラ
じゃない」と突っ込まれたことがある

スイミングを続けているせいか、いまのところ女房ともども、腰も膝も大丈夫である
女房の方が足腰は丈夫である
平均寿命からしても長生きしそうである

一緒に泳ぎながら、「しっかり泳いで長生きしてほしい」と密かに願いながら女房の泳ぐ姿を見ている
がんであれ何であれ、先に寝たきりになってもお世話してもらえそうな気がするからである

そんな下心よりも、がんが再発しないことを願いながら、二人揃ってスクール通いを続けていけることに感謝することが大事ではあるが・・・



2010.12.09:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
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