MRIの結果に基づく新たな診断:生涯学習ノート
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MRIの結果に基づく新たな診断
7月1日、CTとPETに次ぐ最後の検査を受けた
その結果を見ながら診断と治療方針を決める外来診察日であった
9:30の予約であったが、8:40に採血した結果が2時間待っても来ない
腫瘍マーカーの検査に時間がかかるらしい
ようやく呼び出しがかかったのはすでに11:00を過ぎていた
入室するとまずMRIの結果についての説明があった
「やはり間違いなく遠隔転移しています。3.5センチあります」
3.5センチのがんは縮小してないようだ
予期していた通りの結果であったの素直に受け止めたが
Drはさらに続けていう
「CTやPETには写らなかったリンパ節への癒着のような映像もあります」と
癒着があればどうなるの?と思いながら先を急いで聞き流してしまった
「腫瘍マーカーの数値が今回も下がっていますね」
「転移前は6.0で推移していたのが5月31日の検査でがんの転移が発見されたときには22に上がっていましたよね。そして6月14日の検査で14に下がって、今日は10に下がっています」と明るい口調でいう
さらに続けて「5月31日から服用が始った抗がん剤が効いているのかもしれない」という
そして血液検査の結果を見ながら「血液面からみても免疫力は落ちていませんね」ともいってくれる
「ということでこのまま抗がん剤を続け、がんが小さくなり、他に散らばっていなければがんを切り取る手術も考えたい」という
その為に8月2日に腫瘍マーカーの検査をし、9月3日にMRIでがんの大きさを調べる
ということになった
「肝臓に転移したすい臓がんを切り取る手術での成功は何例ありますか」と聞いてみたら「今まで切り取ったケースはない」という
しかも大手術になって2週間の入院になるという
「先生、そんな実験的大手術は今から遠慮しておきます」といったら先生苦笑いをする
先生は抗がん剤が効いていると思い込んでいるがはたしてどうだろうか
6月5日から梅エキスを飲みだした
6月10日から1日2回のびわの葉療法に取り組みだした
食事療法も少し変えたみた
そんな事柄も腫瘍マーカーを下げる大きな要因になっているに違いない
梅エキスを飲みだしたら血圧が顕著に下がり、血糖値も少しずつ下がりだしている
抗がん剤のせいではないことは明らかである
今日の診察で腫瘍は小さくはなっていないが、恐れていた増殖は止まってくれたようだ
腫瘍マーカーは予想以上に下がっている
あと4ポイント下げると転移前の数値と同じになる
抗がん剤を飲み続けながらでも生活の内容を変え、お手当て療法を付け加えていけば、がんを小さくすることはできそうな気がしてきた
すい臓がんが肝臓に転移すれば余命は数ヶ月と言われているなかで、腫瘍マーカーの改善が見られ、9月に検査を予約をしてくれた、ということは、9月までは間違いなく生き残れるということと、うまくいくと先に少しでも希望が持てそうだ、ということ
診察室に入るときは少し暗い気持ちで入ったが出るときにはほっとしながらでることができた
明日からもやるべきことをやり続けよう
2010.07.05:Copyright (C)
年だからでなく年がいもなく
感想
これまでの経緯を知っているだけに、私もほっと胸をなでおろしました。正真正銘の古希をご夫妻で迎えられましたか。私もこの22日に古希です。ちなみに家内も11月に古希です。
この数年間の仕事以外に小中学校の同窓会活動、特に中学三年の同級会への長朗さんの情熱は、みんなの心を動かしました。還暦とは比較できないほどの人生への想いを持つことができました。
日野原先生、100歳になられたそうです。確かにまだまだはなたれ小僧ということも言えます。が個人差があるとはいえなかなか90歳、100歳まで生きるのは至難のこと。一日一日大切にやるべきことを積み重ねることが一番と考えています。
2010.07.06:すなおみち:
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コメント書き込みありがとうございます
すい臓がんは肝臓に転移したら終わりというのは衆知の事です
どこまで生き延びれるかやれるだけやってみようと思っております
今朝ほど9月21日の秋田の仕事が舞い込んできました
皆さんともお会いできそうです
それまで体調を維持できるように慎重にやってみます
お元気で
2010.07.06:長朗 [
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その結果を見ながら診断と治療方針を決める外来診察日であった
9:30の予約であったが、8:40に採血した結果が2時間待っても来ない
腫瘍マーカーの検査に時間がかかるらしい
ようやく呼び出しがかかったのはすでに11:00を過ぎていた
入室するとまずMRIの結果についての説明があった
「やはり間違いなく遠隔転移しています。3.5センチあります」
3.5センチのがんは縮小してないようだ
予期していた通りの結果であったの素直に受け止めたが
Drはさらに続けていう
「CTやPETには写らなかったリンパ節への癒着のような映像もあります」と
癒着があればどうなるの?と思いながら先を急いで聞き流してしまった
「腫瘍マーカーの数値が今回も下がっていますね」
「転移前は6.0で推移していたのが5月31日の検査でがんの転移が発見されたときには22に上がっていましたよね。そして6月14日の検査で14に下がって、今日は10に下がっています」と明るい口調でいう
さらに続けて「5月31日から服用が始った抗がん剤が効いているのかもしれない」という
そして血液検査の結果を見ながら「血液面からみても免疫力は落ちていませんね」ともいってくれる
「ということでこのまま抗がん剤を続け、がんが小さくなり、他に散らばっていなければがんを切り取る手術も考えたい」という
その為に8月2日に腫瘍マーカーの検査をし、9月3日にMRIでがんの大きさを調べる
ということになった
「肝臓に転移したすい臓がんを切り取る手術での成功は何例ありますか」と聞いてみたら「今まで切り取ったケースはない」という
しかも大手術になって2週間の入院になるという
「先生、そんな実験的大手術は今から遠慮しておきます」といったら先生苦笑いをする
先生は抗がん剤が効いていると思い込んでいるがはたしてどうだろうか
6月5日から梅エキスを飲みだした
6月10日から1日2回のびわの葉療法に取り組みだした
食事療法も少し変えたみた
そんな事柄も腫瘍マーカーを下げる大きな要因になっているに違いない
梅エキスを飲みだしたら血圧が顕著に下がり、血糖値も少しずつ下がりだしている
抗がん剤のせいではないことは明らかである
今日の診察で腫瘍は小さくはなっていないが、恐れていた増殖は止まってくれたようだ
腫瘍マーカーは予想以上に下がっている
あと4ポイント下げると転移前の数値と同じになる
抗がん剤を飲み続けながらでも生活の内容を変え、お手当て療法を付け加えていけば、がんを小さくすることはできそうな気がしてきた
すい臓がんが肝臓に転移すれば余命は数ヶ月と言われているなかで、腫瘍マーカーの改善が見られ、9月に検査を予約をしてくれた、ということは、9月までは間違いなく生き残れるということと、うまくいくと先に少しでも希望が持てそうだ、ということ
診察室に入るときは少し暗い気持ちで入ったが出るときにはほっとしながらでることができた
明日からもやるべきことをやり続けよう