結婚45周年記念日:生涯学習ノート
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結婚45周年記念日
2010.05.04:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
結婚45周年おめでとうございます
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人生80年とすれば、子どもの時代が25年、子育ての時代が25年で合計50年
80年−50年=30年で、2人だけで暮らす時間が30年もあって1番長い
だから30年も2人だけで同じ屋根の下で暮らさなければいけないことを考えて、皆さんは夫婦関係の再構築をしましょう!
とセカンドライフプラン作成セミナーで講師として偉そうに話してきた
そういう自分はどうか
今70歳とすれば70年−50年=20年で、計算どおりすでに20年間夫婦2人だけで暮らしてきている
娘は「忍耐の45年、頑張りましたね」とメールを寄こしてくれたが耐えながら暮らしてきた覚えはない
幸いにも同じ空気を吸うのが苦痛になったり、嫌になったことはない
これからもないだろう
相手もそう思ってくれているだろうと願いながら暮らしている
この日は女房と2人で適当な店を選んで食事することを慣わしとしている
今年は宇都宮にいる長男と仙台にいる次男夫婦が、ガン手術3周年記念と結婚45周年記念祝いを兼ねてお祝い会をしてくれるという
長男は部活で忙しい孫を残し、宇都宮から1人でオートバイに乗って来たのだ
いろいろ店を探したが、今年もやはりドイツ風居酒屋店へいくことにした
この店は数年前に2人で旅行したロマンチック街道を振り返るために、ここ数年結婚記念日に通っている店なのだ
ドイツ風のつくりの店でドイツの地ビールとドイツの家庭料理を楽しむ
地ビールがうまくてどんどん進むので、ピッチャーで頼む
息子たちと次男の嫁さんが、ドイツのことについていろいろ聞いてくれる
それに対して得意げに話しだす女房
酔いもまわってきたせいか、女房は饒舌になっていく
2人だけの食事だとこうはいかない
「美味しいものは小人数で食べろ」というが、大人数で食べたほうがいい場合もある
患っているがんのことを思うと、今こうして家族で食事ができることがとても幸せなことと思えてならない
2次会でカラオケへ行くことにした
宿泊したホテルなので家族皆でカラオケをしたことはあるが、街中のカラオケへ店へそろって行くのは初めてであった
酔いの勢いも借りて全員がどんどん歌いだす
嫁さんも遠慮せずにどんどん歌う
女房も今まで歌ったことのない新しい曲を歌いだす
宴たけなわという雰囲気のなか、今まで見たことの無い家族の表情が見られて面白い
嫁さんだけでなく長年見慣れている女房もいつもとは違った顔を見せてくれる
家族でカラオケというのもいいものである
家族そろって狭い部屋でカラオケやっていれば、嫁姑問題など発生しないだろうな、と思ったりする
ガン患者なのにこんなに飲んでいいのだろうか
悪いに違いない
と思いながらも家族の誰もが止めないことをいいことにして飲む
来年も結婚記念日をだしにして家族皆集ってみたい