[古稀同級会]開催の打ち合わせ:生涯学習ノート

生涯学習ノート
[古稀同級会]開催の打ち合わせ
3日間連続の仕事があったので秋田へ行ってきた
12月の秋田には鉛色の空とみぞれが付き物だが、強風とみぞれに見舞われた
今年はハタハタ漁が豊漁だそうだ

仕事の合間をぬって時間を作り小学校時代のミニ同級会を開催
12時から3時まで昼食をしながらの会である。同級生13名が集まる

まずは来年迎える古稀を記念しての同級会の開催についての相談
東京在住の同級生が集まりやすいという所で、仙台での開催にした
時期は9月中旬、場所は秋保温泉

次は私のがんの状況についての報告である
8月のCT 9月のMRIで肝臓転移の疑いが出た状況を話す
Drから肝臓への転移の疑いがあるといわれた時には頭のなかが真っ白になったこと
その後10月にPETの検査をしてみたら、CTとMRIに出たガンらしい陰が消えて
いたことなどを話す
皆、我がことのように聞いてくれる。励ましの言葉を頂戴する

小学校時代の同級生の消息についての話が続く
Y君が亡くなったらしいと言う話
脳卒中になって車椅子の生活のA君と電話で話ができたことなど

毎度のことであるが話題は尽きない。次から次と出てくる
今回のキーワードは綾小路君麻呂の「あれから40年・・・」
それぞれの昔話の終わりに「あれから60年・・・」と続く
その都度笑い声が飛び交う

そして女性の間から出てくる決まり文句は「今が一番いい!」

先日の新聞に載っていた
フランスのお役所の発表に「人生の中で65歳から70歳までの間に幸せな時が訪れる」と
子育てが終わり、孫が産まれ、介護もひと段落している年代なのだそうだ

日本でも当てはまるのではないか

人生のまく引き前の束の間の輝きか

昼食会終了後仕事を終えて夜、男性だけ5人集まり忘年会
食べて飲んで歌って楽しいひと時を過ごす

がん治療のためには食事に気をつけアルコールを避ける生活が正しいと思う
その思いは同級生と出会うと崩れてしまう
楽しくやりたいという思いを選択してしまう

それでも瞬間的であるが、がんが再発してもいいのか?と自問自答しながら酒に手を伸ばしている
自己選択→自己決定→自己責任、で再発したときは自分のせい、だと思うことにしている

意思が弱いということもあるが、生きているという実感を味わうためという理由付けしながら酒を飲むことを選んでいる





2008.12.14:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
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