友来る、楽しからずや、感謝:生涯学習ノート

生涯学習ノート
友来る、楽しからずや、感謝
退職前に同じ職場で一緒に働いていた女性二人が東京から仙台に遊びに来ました
3年前には私の自宅に泊まりましたが、今回は作並の「一の坊」
土曜日「一の坊」まで向かいに行き、定義山、秋保大滝と巡って、昼過ぎ
仙台にたどり着きました

同じ職場で働いていた女性が結婚して仙台にいます
1歳3ヶ月の子どもさんがいます
ということで
集合場所を仙台市ガス局ショールームセンターにある「カウベル」というケーキ屋にしました

入ってオーダーしようとしましたら土日はケーキバイキングの日だといいます
一般の注文はお断り
1時間2千円の席料を払ってケーキ食べ放題、飲み放題
場所を変えるのも大変なので、バイキングをすることにしました
ケーキは250円から480円までいろいろ
2000円のもとを取ろうということで、女性群はなんと4個ずつ食べるではありませんか
私も血糖値が高くてインシュリンを打っているというのに、ついついつられて3個も食してしまいました

ケーキ・バイキング商法があるとは知りませんでした
周りを見まわしますと若い人たちの席ばかり
私達の席は高齢者席で浮き上がっていました
70近いおっさんがケーキ皿をもってケーキを貰いに行く姿は様になりません

私は退職する直前の6年間、3人には大変お世話になりました
パソコンが全く出来なかった私に丁寧に教えてくれました
すぐ忘れてしまい、同じことを何回も聞いても、嫌な顔をせずに手を取るようにして教えてくれました
明日の資料が間に合わないという時にはそれこそサービス残業までしてくれました
今日私がそこそこパソコンが出来るのは彼女達のお陰なのです

普通は高齢者というと嫌がるのに、良く食事などにも誘ってもらいカラオケにも連れて行ってもらいました
私の年齢では聞かせてもらえないような若い人たちだけのお話も聞かせてもらいました

お陰で「会社人間」としてこちこちになっていた頭も少しずつ柔らかくなって、退職後の「自分人間」を目指してソフトランデングすることが出来ました

また会社を離れて6年にもなるおっさんを訪ねてきてくれることを嬉しく思っております
私の家族は、私には「会社人間」としてのイメージしか持っていませんでした
3年前に東京から会社で一緒に働いたことのある女性が遊びにきて、私の家に泊まるということは信じられなかったのではないかと思います

若い女性達とお付き合いしているオヤジの話を聞いてから、子供達の私を見る目が違ってきたようにも思えます

今回も車の中や、ご飯食べながら、いろんなことを話し合いました
気持ちが和みました
元気になりました
感謝、感謝です

2008.06.09:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
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