女房と温泉へ:生涯学習ノート
生涯学習ノート |
女房と温泉へ
2011.02.11:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
のんびり
運がいいですね
求めよさらば与えられん
おお、新しい感覚ですね
是非とも
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なんとなく気が進まない
女房と二人きりで温泉へいったことがないことと,今行っている食事療法のせいである
宿の部屋で女房と二人だけで間が持つだろうかと気になる
温泉場の夕食は、牛やカニや、マグロ、アワビなどの豪華食材料理が目玉に
なっているので、今行っている菜食中心の食事療法とは合わないのだ
そんなときに河北新報に載った「蔵王・一の坊」の広告が目についた
夕食がバイキングであり、それが蔵王高原野菜中心とした一流シェフによる贅沢な手作り料理とある
駅からマイクロバスで送り迎えし、料金もウイークディだと1万円を切っている
女房に相談したら行きたいという
すぐに申しんだらうまいぐあいに予約がとれた
当日女房と二人で送迎バスに乗り込む
全部で14名であったが夫婦は二組だけ
今時の熟女奥さんは旦那との旅行を嫌うとよくいわれているが、夫婦組が少ないのはそのせいなのだろうか
ホテルに着いたのは15時
このホテルでは浴衣はなく、色つきのジャージのようなものが用意されている
さらにその上にガウンのようなものをはおるという仕組みになっている
着替えてから女房とお互いの姿を見て笑い合ったが、着慣れてくると裾野みだれもなく保温感もあり違和感も薄れてくる
案内を見るといろいろ書かれているが「川べりの露天風呂」というのが目についた
フロントに行くと、部屋で着替えたジャージ風の部屋着に長くつをはき、サッカーの観戦用のようなウエアーを着せられる、
その服装で歩いて300歩のところに川のそばに露天風呂がある
雪景色と川のせせらぎの音を聞きながらの風呂は毎日の生活を忘れさせてくれる別の世界であった
夕食のバイキングは近くでとれた新鮮な野菜を生かした野菜中心のものであった
牛肉などの肉類は飛ばして、これはと思われる野菜料理を選んで行く
座席も決まっていてテーブルに二人だけである
テーブルの真ん中に電熱器があり、スープを温めるようになっている
選んだ野菜料理はどれもおいしかったが、気にいったのは鳥肉をいれた幅7、8センチもある春巻き風の巻物である
4個も食べた
食事後大浴場に行く
湯船が4つに仕切られている
リンゴを浮かべたところや、体を横にしたまま寝ころむようにしてゆっくりできる湯船もある
温度もぬる目でちょうどいい
がん療法として自宅で毎日41度のふろに30分以上入るようにしている
この温泉の温度も自宅の風呂の温度と同じくらいである
ゆっくりと横になってみた
フロントの前の広間は暖炉風につくられていて、真ん中には薪がくべられている
赤い炎が気持ちも暖かくしてくれる
週末には8時からここでイベントが開催されているとか
翌長の朝は7時からヨガの無料講習会である
20名の参加で先生の指導のもとに30分ほど続ける
すっきりした気分になる
翌日の朝食バイキングも野菜中心、豊富なメニューである
チェックあうと11時なのでもう一度大浴場で入浴
高原野菜のバイキングという情報で急遽選んだ温泉行きであったが、野菜中心の食事に満足した
風呂の温度もよくて温熱療法の助けになった
女房との間の持ち方も心配することもなかった
初めてのホテルということもあったが、話題には事欠かなかった
女房も喜んでくれたようである
がんのためだけでなく、女房ともう一度行ってみたいと思うホテルであった