息子宅を訪問:生涯学習ノート
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息子宅を訪問
2010.07.25:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
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仙台から来る女房と宇都宮駅で待ち合わせることにした
猛暑のなか水戸の偕楽園などへ連れて行ってもらった他、夕方二日続けて温泉につからせてもらった
孫のテニスの部活の練習風景も見せてもらった
女房ともども「行ってよかった」と思いながら帰った
我々が子どもころは、親は60歳を過ぎると急に老いて、じいちゃん、ばあちゃんらしくなったのではなかろうか
だから我々の時代は自分が30代を過ぎるとそれなりの親孝行を考えていた
今は平均寿命も延びて親は60歳を過ぎても昔のじいちゃん、ばあちゃんらしくなっていない
元気で動き廻っているし、小金持ちでもある
だからかもしれないが、息子達は親が70歳になるというのに親孝行の素振りはあまり見せてこなかったような気がする
女房は相変わらず息子たち来ると接待し、孫に小金を使う
これではいつまでたっても息子達が親孝行をしようという気がおきないのではないかと妙な心配をしてしまう
平均寿命が長くなったとはいえ、親は老いていく一方である
ボケたり寝たきりになるまでは、元気と小金持ちは続くであろう
親は元気であっても、子どもたちから親孝行のような言葉や行為を示されるとうれしく思うのではなかろうか
子供たちも40歳を過ぎたら親への気遣いをしてくことが、これから迎える自分たちの老いることへの気持ちの切り替えになっていくのではないだろうかと思ったりもする
18年前にハワイ旅行へ行ったときの光景を思い出す
ハワイには娘夫婦と2歳になる孫を札幌から呼び寄せて一緒に行った
娘夫婦は新婚旅行をしていなかったので、新婚旅行の代わりということもあったが、初孫の顔を見たかったということもあったのだ
その旅行のオプションで選んだクルーズでの晩餐会の席で、近くにいたおばあちゃんが、孫に話しかけてきた
話を聞いて見ると、息子夫婦が親孝行としておばあちゃんをハワイまで連れてきてくれたという
おばあちゃんは自分の幸せな思いをうれしそうに、多少自慢げに話してくれた
幸せそうであった
息子達も親を大事にしているというような感じであった
その光景は、いつか我が家にもそのようなことがあるのだろうかという期待と共にまぶたに焼きついている
ちょうど息子の家にいるときに新聞に「親が死ぬまでにしたい55のこと」(親孝行実効委員会編)という本の紹介が乗っていた
その本には心温まる感動ストーリーが55話収録されているという
その宣伝文を切り抜いて新幹線のなかで女房との話題にしてみた
宣伝文の中に「あなたの親孝行度チェック」として下記の項目が並んでいた
二人で時間つぶしを兼ねて話しあいながらチェックしてみた
①肩をもんであげる
②孫を抱かせてくれる
③親と一緒に酒を酌み交わす
③用事がなくても親に電話してみる
⑤自分で稼いだお金でご馳走する
⑥親に手紙を送る
⑦お正月を一緒に過ごす
⑧親に花をプレゼントする
⑨親にありがとうと伝える
⑩親を海外旅行に連れていく
⑪父に腕組してあげる
⑫自分が生まれたときの話をきく
⑬自分の名前の由来を聞く
⑭親が自分にかけたお金を計算する
⑮余命宣告するべきか考えておく
①から⑨までは息子たちはやってくれている
⑩から⑮まではまだのような気がする
⑩は今の時代期待するほうが無理
⑪⑫⑬はチャンスがくればすぐにでもできそうであるが息子がその気になるかどうか
⑭は難しいし⑮はすでに親がガンになって「余命少ない」と語ってしまっている
昔は60歳を過ぎてじいちゃん、ばぁちゃんらしくなると、あと数年で亡くなってくれた
今は寝たきりボケじいちゃん、ばぁちゃんになって思わぬ負担を息子たちにかぶせてしまう心配もある
そうなると昔の親孝行的行為では追いつかない
大変なことである
そんな時代、息子たちに昔の親孝行的行為を期待するのは無理なのかもしれない
元気と小金を大事にしながら一緒に楽しく暮らしていければいいのだ